数学が得意な人は“方針”を先に決める 〜解き始めの30秒で勝負が決まる〜
2026/06/17
みなさんこんにちは。
個別指導塾NorthCREA 塾長の野崎です。
今日は、数学が伸びる人と伸びない人の差が一番出やすい部分を扱います。
テーマは――「解き始め」です。
数学が苦手な人ほど、
とりあえず式を書き始める
とりあえず計算してみる
とりあえず図を書いて満足する
こうやって“動いているようで進んでいない”状態になりがちです。
一方、数学が得意な人は違います。
最初の30秒で方針を決めてから動く。
だから速いし、迷子になりにくい。
そもそも「方針」とは何か?
方針とは、簡単に言うと
この問題を解くために、どの道具を使うか
(公式・定理・典型パターン・考え方)
を先に決めることです。
「解き方を全部ひらめく」必要はありません。
でも、少なくとも
まず何を置くか
どの分野のどの型っぽいか
ゴールに何が必要か
この方向性を決めてから入るだけで、ミスが減ります。
方針が決まらない人の共通点:「問題文の翻訳」が浅い
方針が立てられないときは、ほぼこれです。
条件を式にしていない
何を求める問題かが曖昧
使えそうな情報と、ただの文章が混ざっている
数学の問題文は、読んで終わりではなく
式・図・言葉に翻訳して初めてスタートです。
6/17の実践:解き始め30秒チェックリスト
おすすめは、解く前に必ずこれをやること。
①「求めるもの」を丸で囲む
値なのか
範囲なのか
個数なのか
証明なのか
ここがズレると、全部ズレます。
②「条件」を線で抜き出す(ただし系は特に)
「〜とする」
「〜を満たす」
「ただし」
条件が多い問題ほど、ここが勝負。
③「使う道具候補」を3つ出す
いきなり1つに決めなくていいです。
候補を出しておくことが大事。
例:
関数→微分?平方完成?場合分け?
図形→座標?ベクトル?相似?円?
数列→差を取る?和を取る?漸化式変形?
候補が出る=型が頭に入っている証拠です。
④「最初の一手」を決める
文字を置く
図を描く
場合分けを書く
条件を式にする
最初の一手が決まると、手が止まりにくいです。
方針が外れたらどうする?答えは「撤退が早い人が強い」
数学が得意な人は、最初の方針が100%当たるから強いのではありません。
違います。
方針が違うと気づいたときに、切り替えが早いから強い。
ポイントはこれです。
2〜3分進んで「何も減ってない」なら撤退
計算が重くなる前に、別ルートを探す
条件が使えていないなら、翻訳し直す
方針がズレたまま粘るのが、一番時間を失います。
まとめ:数学は「解く前」に勝負が決まっている
最後にまとめます。
数学が得意な人は、方針を先に決めてから動く
解き始めの30秒で
求めるもの
条件
道具候補
最初の一手
を整理する
うまくいかないときは「粘る」より「早く切り替える」
勉強でやるべきは、難問を何時間も粘ることではなく、
方針決定の精度を上げる練習です。
解き始めを変えれば、数学は確実に安定します。
それでは今日はこの辺で。
塾長野崎でした。


