数学は暗記科目？

過去に精神科医の和田秀樹先生が「数学は暗記だ！」という青チャートを用いた解法暗記指南本が出版され話題となりました。

 

野崎が数学指導を行うときは、

数学が苦手な生徒さんには「暗記が大事」だと伝え、

数学が得意な生徒さんには「理解が大事」だと伝えます。

つまりレベルに応じて暗記と理解の比重を変えるように伝えています。

 

数学が苦手な生徒さんはそもそも数学が好きではないでしょうし、手っ取り早く点数を取りたいという生徒さんが多いでしょうから、まず成功体験を積ませるために「公式」「解き方」を中心に指導し、点数を取る喜びを味わってもらいます。

その後少しずつ数学に対して興味を持ち始めたタイミングで公式の成り立ちなどの理解に時間を割くようにしています。

 

それに対して、数学が得意な生徒さんに対しては、ある程度問題を解くことができているので、公式類の根本原理の理解に重点を置いて進め、一つ一つの有名性質を最終的には覚えていこうという感じでハイレベルな内容まで踏み込んでいくようにしています。

 

つまり野崎の結論としては、

「数学は理解も暗記も大事。レベルに応じてバランス良く身に着けるべき」

ということになります。