フランス人は10着しか服を持たない~自分にとって本当に必要な1冊から始めよう!~
2022/07/13
こんにちは!塾長の野崎です。
タイトルは2014年に発売された本のタイトルで、サブタイトルが「パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣」
野崎は自称ミニマリストですが、この本はミニマリズムになったキッカケとなった本です。
(ちなみにもう1冊ありまして、それが「トランクひとつのモノで暮らす」(ミニマリストエリサ著)北海道在住の女性の方です)
カンタンにこの本を紹介すると、アメリカ人の著者が、大学時代にフランスパリの家にホームステイをして、本当の豊かさとは何かを実体験し、まとめたものです。
勉強に置き換えてみよう
サブタイトル
これを学習面に置き換えて考えてみたいと思います。
野崎が受験生のころの話ですが、受験にうまくいかなかった現役・一浪時は参考書はたくさん持ってはいるけれどもどれも中途半端。
結局何も身につかずに成績も全く上がりませんでした。
それが二浪時に代ゼミの数学の先生に
「まずは1冊だけボロボロになるまで繰り返しやってごらん」
と言われ、それを信じて愚直にやり通してみたところ、1年で数学の偏差値が40台→70台まで上げることができました。
二浪時に使った数学の参考書・問題集は
・代ゼミのテキスト
・問題集2冊
もう今はありませんが正高社から出ていた
「タイプ分けによる数学ⅠⅡAB」「タイプ分けによる数学ⅢC」
・志望校の赤本
これだけでした。おそらく受験生としては少ない方だと思います。
勉強をする場合も数多くやるよりも、1冊を大切に何度もやり通す、これは「ミニマリズム」の考え方に近いと思います。
今までいろいろな生徒さんを観てきましたが、あれこれといろいろな参考書・問題集に手を出しすぎる生徒さんほど成績に結び付いていないことが多いと思います。
(もちろん1冊完璧にして次のステップとして進めている生徒さんは問題ありませんからね)
自分にとって何が大切なのかを客観的に分析をし、今何をすべきかを明確にして、シンプルに1冊を徹底的にやり通すこと。
意外とこれができている生徒さんは少ないと思います。
この時期は再度自分の勉強方法を見つめなおして、改めて「この1冊だけまずやりきるぞ!」というものを見つけてみてはいかがでしょうか?
というわけで、野崎でした。