パレートの法則で効果的に行動しよう〜100点満点を目指すより、合格に近づく勉強を〜
2026/10/05
パレートの法則で効果的に行動しよう〜100点満点を目指すより、合格に近づく勉強を〜
みなさんこんにちは。
個別指導塾NorthCREA 塾長の野崎です。
10月に入り、高3生・高卒生のみなさんは、いよいよ受験本番を強く意識する時期になってきました。
この時期になると、
「まだ終わっていない参考書がある」
「苦手科目を完璧にしなければならない」
「全部の範囲を復習し直したい」
と、焦りを感じる人も多いと思います。
しかし、残された時間が限られているからこそ、すべてを完璧にしようとするのではなく、得点につながる勉強を選び、そこに集中することが大切です。
パレートの法則とは?
パレートの法則とは、一般に「成果の約80%は、全体の約20%の重要な要素から生まれる」という考え方です。
もちろん、勉強の成果が必ず80対20になるわけではありません。
ただし、受験勉強にも、
- 得点への影響が大きい単元
- 繰り返し出題される典型問題
- 短期間で改善できる弱点
- 少し復習すれば取り戻せる知識
があります。
反対に、時間をかけても本番で使える状態になるまで時間がかかる分野や、出題可能性が低い細かな知識もあります。
すべてを同じ重要度で扱う必要はありません。
100点満点の勉強計画を作らない
真面目な受験生ほど、「計画どおりに全部終わらせなければならない」と考えます。
しかし、完璧な計画を立てても、実行できなければ意味がありません。
例えば、10個の課題を少しずつ進めて、すべてが中途半端になるよりも、得点への影響が大きい2個や3個を確実に完成させたほうが、合格には近づきます。
今必要なのは、100点満点の計画ではありません。
合格点を取るために、何を優先するかが明確な計画です。
受験は、すべてを知っている人が合格する試験ではありません。
限られた試験時間の中で、取るべき問題を確実に取った人が合格する試験です。
「できないこと」より「伸ばせること」に集中する
模試の結果を見ると、できなかった問題ばかりが気になるものです。
しかし、すべての間違いを同じように復習する必要はありません。
まず優先したいのは、
- 知識を覚え直せば正解できる問題
- 解法を確認すれば次から取れる典型問題
- 時間配分や計算ミスで落とした問題
です。
これらは、比較的短い時間で得点に変えやすい部分です。
一方、現時点では難しすぎる問題に何時間も粘ることが、必ずしも最善とは限りません。
難しい問題を捨てるという意味ではなく、今の自分にとって得点効率の高い順番で取り組むということです。
選択と集中は「手抜き」ではない
やることを絞ると、「勉強量が足りないのではないか」と不安になるかもしれません。
しかし、選択と集中は手抜きではありません。
自分の現状、志望校の出題傾向、残された時間を踏まえて、合格に必要な行動を選ぶことです。
参考書を何冊も広げるより、1冊の重要問題を繰り返す。
全単元を均等に進めるより、頻出単元を優先する。
新しい問題に次々と挑戦するより、模試や過去問のミスを解き直す。
こうした判断が、秋以降の受験勉強では特に重要になります。
今日から「重要な20%」を決めよう
まずは今日、自分の勉強について次の3つを書き出してみてください。
- 今週、最も得点を伸ばせそうな科目・単元は何か
- 繰り返せば確実にできるようになる問題は何か
- 今やっている勉強の中で、優先度が低いものは何か
そして、最も重要な課題を1〜3個に絞りましょう。
「あれもこれも」と手を広げるのではなく、決めた課題を最後までやり切ることです。
まとめ:完璧より、合格につながる行動を
受験勉強で大切なのは、すべてを完璧にすることではありません。
限られた時間の中で、
何をやるか
何を後回しにするか
何をやらないか
を決めることです。
100点満点の受験生活を目指さなくても大丈夫です。
自分にとって重要な勉強を見極め、そこに時間と力を集中させる。
その積み重ねが、合格に必要な得点を作っていきます。
焦ったときほど、やることを増やすのではなく、優先順位を整えましょう。
今日も、合格に近づく一つの行動に集中していきましょう。
次回更新は明後日水曜日です。またお会いしましょう!野崎でした。


