参考書はたくさんやるべき?1冊を何回も?〜数学は「反復」で伸びる〜
2026/05/12
みなさんこんにちは。個別指導塾NorthCREA 塾長の野崎です。
数学の相談でよくあるのが、これです。
「参考書って、何冊もやった方がいいですか?それとも1冊を何回も回した方がいいですか?」
結論から言うと、数学で点数を安定させたいなら、基本方針はこうです。
1冊を“完璧に近づける”ために何回もやる(反復)
その上で、必要なら次の1冊へ進む
数学は「知っている」だけでは点が取れません。
解ける状態(手が勝手に動く状態)まで持っていく必要があります。
そして、その最後の差を作るのが反復トレーニングです。
数学は「理解」より「再現」が大事
数学ができる人は、頭がいいというより、
正しい手順を、同じ品質で何度でも再現できる人です。
逆に、伸び悩むパターンはこれです。
解説を読めば「分かる」
でも、1週間後に同じ問題を出されると解けない
その結果、別の参考書に手を出してしまう
ここで重要なのは、数学は“読んで分かる”と“自力で解ける”の間に、かなり距離があるということです。
その距離を埋める作業が、反復です。
参考書を増やすと起きやすい「3つの損」
参考書を増やすこと自体が悪いわけではありません。
ただ、多くの生徒さんが「増やし方」を間違えて損をします。
損①:解き方が混ざって、精度が落ちる
似た単元を別の参考書でもやると、
解法の流れが混ざって手が止まりやすくなります。
損②:「やった気」だけ増える
冊数が増えるほど、達成感は出やすいです。
でも数学は、達成感ではなく正答率がすべてです。
損③:間違いの分析が浅くなる
数学で一番大事なのは、
間違えた原因を分類して、次は同じミスをしないことです。
参考書を広げすぎると、復習が薄くなってここが崩れます。
反復トレーニングで伸びる人の共通点
反復が上手い人は、ただ同じ問題を何回も解いているわけではありません。
ポイントは「間違いを資産化している」ことです。
1回目:できない問題を炙り出す
2回目:解けない原因(計算・公式・発想・条件読み落とし)を潰す
3回目:時間を短縮し、安定して解ける状態にする
4回目以降:本番で落とさないための最終仕上げ
つまり反復は、作業ではなく精度を上げる訓練です。
数学の「1冊反復」の具体的な回し方(おすすめ)
数学は、次の流れが強いです。
ステップ1:まず1周目は“普通に”解く
完璧を目指さなくてOKです。
目的は、できない問題を見つけること。
ステップ2:間違えた問題だけ印をつける
おすすめはシンプルにこれです。
- ×:解けなかった(解説を見ても詰まる)
- △:解説を見れば分かるが、自力では不安
- ○:自力で解けた
ステップ3:2周目は「×と△だけ」やる
数学が伸びる勉強は、
できる問題を増やすより、できない問題を減らす勉強です。
ステップ4:時間を空けて、もう一度“初見のつもりで”解く
反復は、連続でやるより、
少し間を空けて解けるかが重要です。
(これができると、テスト本番に強くなります。)
まとめ:数学は「反復した量」で決まる
参考書選びで迷うより大事なことは、これです。
参考書は「増やす」より「回す」
数学は「理解」より「再現」
反復で「自力で解ける状態」まで持っていく
1冊を何回も回して、
「これなら落とさない」という問題を増やした人から、数学は伸びていきます。
それでは今日はこの辺で。塾長野崎でした。
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