フランス人は10着しか服を持たない~自分にとって本当に必要な1冊から始めよう!~
2024/06/14
こんにちは!最近は自炊にハマっている塾長野崎です。
キャンプ用品のメスティンを用いた料理で、
お米を炊いておにぎりにして予備校に持って行ったり、
メスティン自体をお弁当箱にして持って行ったり…
ずっと外食ばかりだったので、時々に自炊をすると
いい気分転換にあります♪
さて、タイトルは2014年に発売された本のタイトルで、
サブタイトルが「パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣」
野崎は自称ミニマリストですが、
この本はミニマリズムになったキッカケとなった本です。
(ちなみにキッカケとなった本はもう1冊ありまして、それが
「トランクひとつのモノで暮らす」(ミニマリストエリサ著)
同じく札幌市在住の女性です。昨年夏にはじめてお会いしました。)
カンタンにこの本を紹介すると、
アメリカ人の著者が、大学時代にフランスパリの家にホームステイをして、
本当の豊かさとは何かを実体験し、まとめたものです。
フランス人は質の良いものを大切に長く使い、
決して必要以上の贅沢をしない、
そして身の丈に合った生活を送ります。
ホームステイした家は貴族の末裔でしたが、
毎日必要な食べるものを買いに行き、丁寧に料理をし、
家族そろって食卓を囲み
食事を丁寧に味わいながらその時間を楽しみます。
それが本当の豊かさなのではないかというものです。
野崎はもともとはモノには触れていたマキシマリストでしたが、
この本を読んで自分の理想のライフスタイルをイメージしなおし、
現在のようなミニマルな生活へと移行することができました。
これを学習面に置き換えて考えてみたいと思います。
野崎が受験生のころの話ですが、
受験にうまくいかなかった現役・一浪時は
参考書はたくさん持ってはいるけれどもどれも中途半端。
結局何も身につかずに成績も全く上がりませんでした。
それが二浪時に代ゼミの数学の先生に
「まずは1冊だけボロボロになるまで繰り返しやってごらん」
と言われ、それを信じて愚直にやり通してみたところ、
1年で数学の偏差値が40台→70台まで上げることができました。
二浪時に使った数学の参考書・問題集は
・代ゼミのテキスト
・問題集2冊
もう今はありませんが正高社から出ていた
「タイプ分けによる数学ⅠⅡAB」「タイプ分けによる数学ⅢC」
・志望校の赤本
これだけでした。おそらく受験生としては少ない方だと思います。
勉強をする場合も数多くやるよりも、
1冊を大切に何度もやり通す、
これは「ミニマリズム」の考え方に近いと思います。
今までいろいろな生徒さんを観てきましたが、
あれこれといろいろな参考書・問題集に手を出しすぎる生徒さんほど
成績に結び付いていないことが多いと思います。
(もちろん1冊完璧にして次のステップとして
進めている生徒さんは問題ありませんからね)
自分にとって何が大切なのかを客観的に分析をし、
今何をすべきかを明確にして、
シンプルに1冊を徹底的にやり通すこと。
意外とこれができている生徒さんは少ないと思います。
この時期は再度自分の勉強方法を見つめなおして、
改めて「この1冊だけまずやりきるぞ!」というものを
見つけてみてはいかがでしょうか?
というわけで、野崎でした。
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