まわりをみるのはいいこと。でも自分を大切に。

受験生の皆さんはもちろんですがこの時期ってテストがおわったり、三者面談があったり、……。どうしても、自分とひとを比べてしまうこともふえるのかな、とおもいます。

他人ってどうしても、自分よりもすごいな、と思ってしまったり、いいな、と思ったり。学生のみなさんのなかには、自分にないものをもつひとに憧れることもあれば、劣等感を抱くこともあるのかな、と思います。

決してそれが悪いことではないと思います。尾山は大人になっても同じように思うこともあります。自分にないものを求めたり、羨むことは人なら誰でもあるのかもしれません。

でも、わたしは「そう思う自分がいるなら、自分にも人からそう思われる強さがある」と思っています。それが勉強に関することにあることも、ないこともあると思います。

よくわたしが生徒さんに伝えるのは「努力ができることは才能だよ」と言う言葉です。

できないことにばかり目がつく頃かと思います。努力したことがすべて結果に結びつくとも限りません。でも、失敗したから、うまくいかないから、努力をしていなかったことにはなりません。あなたの努力は、なかったことになりません。勝っても負けても、結果がどうなったとしても、あなたが努力をしたことは経験となり、糧になります。