生徒さんの涙
2022/11/25
みなさん、こんにちは!
塾長の野崎です。
野崎の1週間のスケジュール(夕方以降)は大まかにいうと
月曜・水曜・金曜はNorthCREAで指導
火曜・木曜・土曜は大学受験予備校で指導
という感じです。
昨日は大学受験予備校の2学期終講日。
12月1日より冬期講座開講となります。
夏からとある高3生の女の子の指導をしておりまして、
理系の難関大学を志望する生徒さん。
入ってきたときは正直数学力が高いものとはいえずに、
公式類も覚えきれておらずに、自己流の解き方をしていたので、
野崎にかなり厳しく指導されてきました。
伝えてきた大切なこと!
その生徒に以下の3点を伝えてきました。
① 時間を倍かけてもいいから、丁寧な字で書き、途中計算をしっかり残し、必ず見直しをすること。
② テキストの内容を最低3回繰り返し、すらすら解けるようになるまで繰り返してからテストをすること。
③ 自分が採点する立場になってみて、この答案で正答にするか客観的に考えてみること。
徐々に意識が変わっていき、正答率も良くなってきておりますが、
難しい問題にあたると悪い癖が出てしまい、また自己流の解き方になることも。
志望する大学レベルにはまだ達していないのが現状。
昨日とある問題を解いて解説を受けているときに彼女の目からこぼれるものが。
彼女なりにがんばっているのにまだ志望校のレベルに達していないのが
悔しくてたまらなかったから出てきた涙です。
ですがここで手を緩めてはいけないと思い、
野崎は心を鬼にしていつも通り厳しめに指導をしていきました。
何が足りないのか、何をすべきなのか、
一つひとつ論理的に話をしていきました。
数学は正しいフォームできっちりと勉強をしていけば、
必ずできるようになります。
ただそれには一定の時間が必要になります。
特に難関大を志望する場合には、きっちりと基礎を固めた後は、
発想力を磨くために入試の標準~応用問題で徹底的に考え抜く。
そして自分の解答と正しい解答を見比べて、どのように違うのか、
どうすれば完答できるのか、などを研究していかなければなりません。
入試まで残り少ないですが、彼女がやるべきことは決まっています。
あとはそれを愚直にやり切れるかどうかが合格へのポイントになります。
昨日の涙が3月に歓喜の涙になるのかどうかは、残り期間の過ごし方次第です。
彼女の成長をこれからもしっかりと見届けたいなと思っております。
というわけでまた来週!