数学力を高めるための3要素
2026/02/23
みなさんこんにちは!塾長野崎です。
今回は
数学力をつけるための3要素(計算力・暗記力・思考力)
をご紹介します。
「数学が伸びない原因は、センスがないから」
こう思ってしまう生徒さんは少なくありません。
でも、実際の数学力は“才能”よりも、もっと分解できる要素の積み重ねでできています。NorthCREAでは、数学力を
- 計算力
- 暗記力
- 思考力(試行力)
の3つに分けて考えます。
そして大事なのは、3つのうちどれが欠けているのかを見つけ、そこを鍛えることです。
この記事では、それぞれの要素が何で、どう鍛えると伸びるのかを具体的に解説します。
① 計算力:数学の“処理速度”と“正確さ”を支える土台
計算力というと「計算が速いこと」だけをイメージしがちですが、本質は次の2つです。
- 正確に処理できること
- 必要なスピードで処理できること
計算が遅い、またはミスが多いと、数学は途端に苦しくなります。
なぜなら数学の問題は、考える前に
- 展開する
- 因数分解する
- 文字を整理する
- 分数・符号を処理する
といった“作業”が必ず入るからです。
計算力が弱いと起きる典型例
- 方針は合っているのに、途中計算ミスで失点する
- 計算が不安で、見直しに時間がかかりすぎる
- 計算処理に脳のメモリを使い切り、思考が止まる
計算力の鍛え方(ポイント)
計算力は精神論ではなく、型と反復で伸びます。
- 短時間で反復できるメニューを作る(毎日5〜10分でもよい)
- ミスの原因を分類する(符号、分数、桁、写し間違い、途中式省略など)
- 途中式の書き方を固定する(「自分ルール」がないとミスが増えます)
計算力は、伸びるとすぐ点数に直結する“即効性のある要素”です。
② 暗記力:数学は「ひらめき」より「知っている」で決まる
数学は“思考の科目”ですが、土台として覚えるべきことが意外と多いです。
- 公式(展開、因数分解、三角比、微分積分など)
- 典型問題の解法パターン
- 重要な定理・性質(単調性、対称性、判別式、相加相乗など)
- 計算の便利テク(置換、次数下げ、部分分数など)
ここが弱いと、問題を見ても「何を使えばいいか」が出てきません。
つまり思考以前に、スタート地点に立てない状態になります。
暗記力が弱いと起きる典型例
- 公式を知っているはずなのに、問題になると出てこない
- 「見たことあるのに解けない」が多い
- 解説を読んで「なるほど」で終わり、次に同じ形が出てもできない
暗記力の鍛え方(ポイント)
数学の暗記は、ただ書いて覚えるよりも 「使って覚える」 が強いです。
- 公式は「覚えた直後に1問解く」までセットにする
- 典型問題は「解答の型」を短く言語化する
例:「三角関数の最大最小は、合成→振幅」「確率は、場合分け→数える」など
- 典型問題は「解答の型」を短く言語化する
- 1回で覚えようとせず、間隔を空けて複数回触れる(翌日・3日後・1週間後)
暗記が整うと、解法が“思い出せる”ので、問題演習の質が一気に上がります。
③ 思考力(試行力):最後に差がつくのは「手を動かして突破する力」
数学で本当に点差がつくのは、この要素です。
ただ、ここで言う思考力は、いわゆる“頭の良さ”ではありません。
NorthCREAではむしろ 「試行力」=試しながら前に進む力 を重視します。
数学の難問は、最初から正解の道筋が見えないことが普通です。
そこで必要なのは、
- 条件を整理する
- 小さい場合を試す
- 図を書く
- 置き換える
- 具体例を代入する
- 逆から考える
など、手を動かしながら探索する態度です。
思考力(試行力)が弱いと起きる典型例
- 解法が見えないと手が止まる
- 途中で「わからない」と諦めるのが早い
- 解説を見ると理解できるのに、自力では進まない
思考力(試行力)の鍛え方(ポイント)
この力は、センスではなく 「正しい練習の積み重ね」 で伸びます。
- “考え方の手順”を決める
例:「条件→図→文字化→場合分け→検算」のように型を作る - すぐ答えを見るのではなく、制限時間を決めて粘る(例:5分だけ必ず試す)
- 解説を読んだら終わりではなく、自力で再現できるまでやり直す
- 失敗例をメモする
「この問題で詰まった理由は何か」を言葉にすると、次から改善できます
思考力は、最初は伸びが遅く感じます。
でも一度身につくと、初見問題への対応力が上がり、模試や入試で強さになります。
3要素は「どれか1つ」ではなく「掛け算」
数学力は、イメージとしては足し算ではなく掛け算です。
- 計算力が弱いと、思考が途中で崩れる
- 暗記力が弱いと、思考の材料が足りない
- 思考力(試行力)が弱いと、典型以外で止まる
だからこそ大切なのは、今の自分にとって
- まず計算か
- まず暗記か
- まず試行か
どこを伸ばすと一番伸びるかを見極めることです。
まとめ:数学は「要素分解」すると伸びやすくなる
数学が苦手なとき、漠然と「もっと勉強しなきゃ」と思うほど空回りします。
でも、数学力を
- 計算力
- 暗記力
- 思考力(試行力)
に分けて見直すと、やるべきことが具体的になります。
「いま何がボトルネックか」を明確にし、そこから順に鍛える。
この積み重ねが、確実に数学を伸ばします。
是非参考にしていただければと思います。
ではまた明日!
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