思い出の予備校講師~野崎の独り言~
2024/10/25
こんにちは。
昼間は予備校講師、夜は塾講師、お休みの日はミニマリストの
塾長野崎です。
普段昼間は大学受験予備校3つを掛け持ちしております。
野崎が予備校講師に憧れたのは浪人時。
今は無き東京立川にあった代々木ゼミナールに通っていた時でした。
当時の立川校には現在も現役でサテライン(衛星放送)を担当されている
講師もたくさん出講しており、
英語は佐藤真二先生や佐々木和彦先生
数学は山本俊郎先生(野崎はこの先生のおかげで現在数学講師をしています)
など還暦を過ぎてもまだまだ元気に授業をされています。
そんな中、現在はすでにお亡くなりになっている先生にもたくさんお世話になりました。
今回は3名ご紹介します。
一人目は数学の大柳茂樹先生
代ゼミ在籍時には人気という点ではイマイチでしたが実力はピカイチ。
ベクトルなどの図形の授業を担当されていたのですが、
板書は芸術的で時間配分も完璧。
黙々と数学を語り、笑顔一つない(しかも強面)授業だったので
ついていけない生徒さんが多かったと思うのですが、
必死についていけばこれほどいい先生はいないと思いました。
代ゼミ退職後はプリパスという小さな予備校にて指導されたあと
死去されたとのこと。
あの板書と時間配分は現在野崎が授業をするときの理想となっております。
二人目は古文の中里公俊先生
一浪時(野崎は二浪しています)は文系でして、
国公立大古文を中里先生が担当。
中里先生は代々木ライブラリーから古文の参考書を3冊出版しており、
その本もすごく良く、当時古文が苦手にもかかわらず、
センター試験で古文9割を取ることができていました。
授業は基本に忠実で時々ブラックジョークを交え、
雑談では先生が大好きな競馬の話で盛り上がるという少し緩めの授業。
コワモテのお顔でしたがとても楽しそうに授業をされており、
親近感がとても沸いていました。
野崎が受講した数年後に病気で死去されたとのこと。
三人目は日本史の伊達日角先生
一浪目の文系時代に日本史の通史の授業を受講。
当時はまだ代ゼミの中では中堅の位置でしたが、
その3年後にサテラインにも登場。どんどん売れっ子になっていきました。
授業はテキストとプリント(通称ダテプリ)を用いた授業で、
板書と口頭での説明が半分ずつ。その説明がわかりやすく、
予備校の授業というのは後期になっていくとどんどん受講者が
減っていくのですが、脱落者があまりいなかった印象がありました。
売れっ子になった後には代々木ライブラリーから参考書
「日本史最勝王」を出版。ダテプリがベースとなった参考書で
本屋さんで立ち読みをしたときには受験時代を思い出しました。
数年前(コロナよりも前)に病気で死去されたとのこと。
当時の立川校には味のある名講師がたくさんいました。
現在野崎も大学受験予備校で指導をしていますが、
このような素晴らしい講師の方々に少しでも近づけるように
頑張っていきたいと思っています。
というわけで本日は野崎の思い出トークでした。
それではまた来週!
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