予備校の生徒さんを見てて最近思うこと
2024/10/07
こんにちは!
昼間は大学受験予備校と医系専門予備校で
数学の講師をしている塾長野崎です。
予備校の生徒さんを見ていて年々感じることは、
自分の頭で考えようとしない生徒さんが増えていることです。
数学が苦手な生徒さんの場合には、
大まかに2タイプに分かれます。
何とかして答えを出そうとするのだが、
ミスが多くて苦手意識を持っている生徒さん
この場合の生徒さんは、色々と注意点を伝え、十分な演習量を確保し、
成功体験を積んでいけば、必ずできるようになることが多いです。
全く自分の頭で考えようとはせずに、
解答を見て理解したつもりになっている生徒さん
最近の生徒さんはこの②が圧倒的に多いです。
これは生徒さんが質問を持ってくるときによくわかります。
これから伸びるなと感じる生徒さんは、質問が具体的で、
「ここの式変形の仕方がわからないんですけど…」
「ここの計算がどうしても合わないので、ノートを見てもらえますか?」
「どうしてこのように置き換えようという発想になったんですか?」
という感じです。
成績がなかなか伸びない生徒さんの設問は漠然としすぎています。
「この問題がなんかよくわかんないです」
「解答をみたんですがよくわからないので教えてください」
このような生徒さんの場合は、そもそも自力で問題を解こうとしていないので、
「じゃあ解いたノートを持ってきてくれますか?」
と聞いても、自分では解いてないことが多いです。
これでは成績が伸びるはずはありません。
野崎はこのような場合には、基本的には質問は受け付けないことが多いです。
(生徒さんとの関係性にもよりますが…)
特に受験生の場合には、まずは自分で解いてからもう一度持ってくるように指示をし、
非受験生の場合には、ワンヒントだけ与えて再度チャレンジをするように伝えますね。
数学は頭と身体(特に手)を使って理解する学問です。
スポーツと同じで反復トレーニングを行い、
自分で答案作成まで行う競技です。
(余談ですが、数学は他の科目と最も異なる点は、
問題文よりも解答の方が長いことが挙げられますよね)
もうそろそろ過去問演習に本格的に取り掛かる時期です。
一つの問題に対してどれだけ徹底的に考え抜くことができるかどうかで
数学の得点が上がるかどうかが決まってきます。
是非1点でも多くとれるように、頭の中でたくさんの汗をかくように
してくださいね。l
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